皮膚科などで行う、背中ニキビ治療には様々なものがあります。
塗り薬や内服薬、面皰圧出やケミカルピーリング、レーザー治療に
フォトフェイシャル、イオン導入にホルモン治療などが行われていますが、
背中ニキビ治療の治療効果を高めるためには、日頃の日常生活からの
ケアも重要となります。
まず背中ニキビの原因は、ホルモンバランスの乱れやターンオーバーの
乱れなどによって引き起こされます。
これらが乱れることによって皮脂が過剰分泌されるようになります。
特に背中は皮脂の分泌量が多く、汗のかきやすい部分です。
つまり毛穴が詰まりやすく、雑菌が繁殖しやすい環境のため背中にニキビは発生します。
ホルモンバランスの乱れやターンオーバーの乱れは、ストレスや不規則な生活、乱れた食生活などによって引き起こされます。
これらを改善しなければ、背中ニキビは一度治ったとしても再発しやすいのです。
ストレスがたまることはしょうがないため、運動や趣味などでなるべく発散するように心がけます。
食事もできるだけバランスの良い食生活をしていきます。
不規則な生活もなるべく改めるようにしていきます。
特に睡眠は重要で、眠ることによって疲労を回復するだけではなくホルモンバランスを整えたり、
ターンオーバーを正常化するための時間でもあります。
きちんと睡眠をとることによって自律神経を整えることができ、
ホルモンもバランス良く分泌されるようになります。
また、22時〜2時の時間帯は肌のゴールデンタイムとも呼ばれている時間帯で、
傷ついた肌を効率良く修復することができます。
寝ている間に人間はコップ一杯分汗をかきます。
放っておくと菌が繁殖してしまい不清潔な状態になることで、ニキビができやすくなるため
こまめに寝具やパジャマを洗うことも大切です。
また、シャンプーのすすぎ残しなども原因となってしまうため、体を洗った後は背中もしっかりすすぎます。
入浴後は保湿をすることで肌の調子を整えることもオススメです。